あと二日

どうもどうも、とりあえず年内の仕事は終了の日暮晶です。

ちょっとは休みたい気分ではありますけど、物書きやってるといろんな意味で休みと仕事の区別が曖昧なんで変な気分です。でもこれ前言ったかもしれないですね。

物語を考えるのもそうなんですけど、ソシャゲも大変なことに……あっちもこっちもイベント出しまくるので手も目も追い付きません。そろそろ目の使い過ぎで肩が凝ってきました。首当たりが超痛いです。

ガチャ石をいただけるのはありがたいんですけどね。
キラーハウスもちょっとは書き溜めておきたいですし。
でも白猫の新協力はクリスマスクレアで片付けました。カガリモチーフ持たせてるとサクサク行ける。メタルの敵も強化アサルトでゴリゴリ削れますし。石板分のルーンは集め終わってるけど、赤おにぎり目当てに星10を回ってたりします。
でもミッションの相互がめんどくせぇ……。草原か、セメントか、新協力か……。

あと今更ながら、キラーハウス狂騒曲って季節からがっつり外れてますね……いま冬なのに作中は真夏ですよ。
だからどうしたということもありませんけど、この先、どうなることやら……。

あとこの間、「俺の彼女に何かようかい」と「ダストボックス2・5」を買ってきました。いつも安定して腹抱えさせてもらってます。
ウェブ版working!! の方は、実は今まで買ってなかったので見送りです。読みたいか読みたくないかで言われればもちろん読みたいんですけど、5冊分のお金は中々にでかくて……ああでもいつか余裕ができれば読みたいな……。
アニメも大団円でしたね。大満足です。キャラの可愛さはああやってだすのかと物凄く勉強になります。精進精進。

さて、もういい感じに年の瀬ですし、せっかくだから振り返ってみますか……と思いつつも。
今年一年は、振り返ってもあんまり印象に残った事件みたいなのはなかったですかね……それでいいのか小説家。
「旅果て」が出たのが個人的には大きなイベントでしたかね。あとこのブログ作ったのも。

しいて言うなら、ツイッターを始めるべきかどうかは今でも悩んでますかね。
このブログ創設初期に「肌に合わない」的なことを言ってた気がするだけに若干手を伸ばしづらくなってた感がありますが。
単純に、ブログだと人目に触れない!
自分自身決して目立ちたがりとかではないんですけど、ほぼ自作の宣伝目的で始めた以上、現状の「見られてなさ」感が酷いと思っただけで。「見てられなさ」感ではないですよ、それではただただ酷いだけになってしまいます。まぁある意味見てられないなかなかの惨状ではあるかもしれませんが。
その点ツイッターなら同期とかお優しい先輩方とかが拾ってくださることもあるみたいなんで、宣伝の方法としては悪くないのかなーとも思ったり。少なくとも、今よりは人目につくだろう。
……まぁ別に宣伝したから売れると確約されるわけでもないんですが。気休めの問題ですかね。ハハッ

さてさて、本日は……というか、本年の更新はこれで最後にするつもりです。次回更新は来年ですね。
年末年始バタバタするでしょうが、皆皆さまよいお年を送られますよう……そういえばよいお年をって年の瀬にみんな言いますけど、あれって今年のことに対していってるんですかね? それとも来年?
今年だったらあと数日しかないじゃん! 言う意味あるの!? とかひねくれたことをぼやきまして、それでは本日はこのあたりで。

では、よいお年を。


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by akr-hgrs | 2016-12-30 11:53 | Comments(0)

※本日3話・4話同時更新につき、第2話の続きを読もうとしている方は注意。
 こちらは第4話です。続きの第3話は真下にあります。

 ……2話同時更新ということで一応アテンションしてみましたが、まぁそんなにここに来ている人もいないでしょうからあんまり意味ないかな。

 本日2話目のお話となるので、登場人物は省かせていただいてます。
 その内登場人物プロフィールまとめた記事でも作ろうかしらん。
 いつも通りに、以下Moreより本編開始。
 
 この先、彼女ら彼らの話がどう転がっていくのか……自分にも全く分かりません!
 ……その場のノリと勢いで書いてる部分しかないですからね。そんな落書き的小説ですが、お楽しみいただければ幸いです。この回は虹華の暴走が書いてて楽しかったです。
 では、どうぞ。


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by akr-hgrs | 2016-12-27 18:39 | Comments(0)

登場人物紹介

○黒原 虹華(くろはら にじか) 女 17歳
 黒髪のボブカット。年相応の体つき。
 
 ラノベの偏読家で、色々と業の深い少女。


○白砂 霧(しろすな きり) 女 16歳
 サイドテール。胸が大きい。

 虹華のクラスメイトにして親友。胸も心も懐も大きい社交的少女。


○中峯 隼太郎(なかみね じゅんたろう) 男 18歳
 同人サークル『キラーハウス』のメンバー。イベント申し込みからメンバーの送迎、必要物品の買い出しに至るまであらゆる雑事をこなす優秀な雑用。大学1年。



 えー、ちなみに今回の更新、2話分まとめて出そうかなと思ってます。記事は分けますが。
 年末だしドバっといこうやみたいな考え方もあるにはあるんですけど、単純に2話分一気に更新したほうがキリがいいからなんですよね。せっかくなのである程度ケリをつけて新年を迎えたいですし。
 というわけで、いつも通り以下Moreから本編開始。
 新キャラも一気に増えますが、色々理由があるので上記登場人物からは省いてます。
 ……まぁ現段階で、登場人物が増えたと言っても騒がしいのは虹華一人ですが。
 お楽しみいただければ幸いです。
  
 


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by akr-hgrs | 2016-12-27 18:27 | Comments(0)

メリメリ

そういえばクリスマス本番って昨日今日でしたね。
ソシャゲの影響か、なんかもうすっかり終わった気になってました。これと言って共に過ごす相手もいないわけですしね。
前に飲食店でバイトしてた経験上、クリスマスとか憎むべきイベントでしかなくて……準備が大変だわいちゃつくカップルをもてなさなくちゃならないだわという感じで。
まあ当時はそんなことを思う暇もなく大変でしたが。
今にして思えば、サービス業側としてはこう考えることもできますね。
クリスマスとは――カップル・家族から金を絞り取る日だと!

……とまぁ、真冬というには少々温かい今日この頃、頭の中が嫉妬的な何かで湧いちゃってる蝉こと日暮晶でございます。

白猫は……追加ガチャ来ましたけど、自分の所にプレゼントは来ませんでしたのでちょっと泣きそうです。マールもリリーもブラッドも好きなのになかなかむごい結果でした。星4が来ても虹星を持ってくるだけ。結果、44連してフォースターの新キャラ一体すらこない。
時間だって一度ずらしたのに……昨日はさすがにやってられなくてそっと白猫閉じましたね。

どちらかといえば性能よりはキャラで引く派ですが、今回ばかりはさすがに撤退か……キャラと武器を同時に解禁するあたり珍しく早い仕事でしたが、正月もあるしなぁ……。

あと、ポケモンはようやくチャンピオンになりました。四天王の内の一人の「お前誰」感が凄まじかったですけど、ストーリー的にも結構楽しめました。

UB狩りやらバトルタワーやら、なんか色々まだやらなきゃならんことが山盛りみたいで、まぁのびのび気長に楽しんでみようかなと。

ていうか、もうあと一週間でお正月か。ソシャゲもそうだけど、現実側でも地味にやること多くてほんと忙しい……師が走るとはなるほどよく言ったものです。

ではでは、今日はこんなところで。

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by akr-hgrs | 2016-12-25 10:42 | Comments(0)

通常更新

なんかここ最近小説絡みでしか更新してなかったので、今日は小説関係ない白猫プロジェクトの話でも。

過去キャラプレゼント企画が始まりましたね。
自分ももちろんやりました。竜シャルやら英雄シャルやら、性能よりは見た目で十枠詰め込んだ結果。
一番欲しかった、正月カモメが手に入りました! やったね!

二年近く前の正月ガチャで、手持ちのジュエル全部突っ込んでもやってこなかった正月カモメが、まさか今になって来てくれるとは……感激です。今でもたまに協力のセメントで遊ぶときに使ってます。大体周りの人たちに殲滅されてしまいますが。

あとは、あれですね。入れ替えイベントの協力バトルが地味に面倒。部位破壊してもしなくても報酬数変化なしっていうのはさすがにどうかと……。
自分はレインもルカもいないので正月エクセで対竜バフばら撒いて頑張ってもらってるんですけど、火力面の問題で、湧いてくるパペットすら潰せなくて一緒に回ってくれてる人たちには若干申し訳ないです。
もう面倒だから金ハンマー・EXルーン取ったら終わりでいいかなーとも思う始末。

っていうか、今年もあと十日とか……ひぇえ。おそろしや。
来年の正月ガチャには誰が入るのかな……? そろそろリリエルが来てもいいのよ……?

ではでは、本日はこんなところで。

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by akr-hgrs | 2016-12-21 21:01 | Comments(0)

登場人物紹介

○黒原 虹華(くろはら にじか) 女
 黒髪のボブカット。年相応の体つき。

 語り部兼主人公。ライトノベルの偏読家で色々と業の深い少女。


○白砂 霧(しろすな きり) 女
 サイドテール。胸が大きい。

 虹華の親友。身長も胸も懐も大きい社交的少女。

○中峯 隼太郎(なかみね じゅんたろう) 男  New!
 大学一年生 18歳 10月24日生まれ  身長・175センチ

 髪、身長、顔の全てにおいて、外見にこれといった特徴のない大学生。唯一、地味目のアロハシャツのみが特徴らしい特徴。
 

 以下Moreより本編開始。
 相も変わらず、まだまだ序章。この次からようやく少し話が進むかな? ぐらいのスローペースです。ナメクジもびっくり。
 でも一人新キャラが増えるよ! ……今回は大して出番ないですけど。
 しかし、なんか文字の大きさが安定しないな……こういうところはよく分からない。まぁ読めればいいか、と無責任に話をまとめるあたりに、自分の雑さが出てますが。
 ではでは、どうぞ。



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by akr-hgrs | 2016-12-20 21:38 | Comments(0)

 ――ヤトウモリがフィラの実をやけ食いした夜が明け。
「それで……話ってなんだ? ヤトウモリ」
 呼び出されたトレーナーは、恐る恐ると言った様子で訊ねると、ヤトウモリは覚悟を決めた目で言い放った。
「……あっしを、パーティから抜けさせていただきてぇんです」
「……っ」
 ある程度予想していたとはいえ――本当にそう言ってくるとは。
「ヤトウモリ、お前が進化したがってたのはよく分かってる――だが、俺にはお前が必要なんだ」
「……そう言っていただけるのは、素直にありがてぇことです。けど……」
「……抜ける気は、変わらないんだな」
 わずかに申し訳なさそうに――それでも、確固たる決意を滲ませ、ヤトウモリは頷く。
 それを見たトレーナーが顔を伏せた瞬間に、ヤトウモリは続けた。
「――ご主人、最後に、あっしのわがままを一つ、聞いちゃあくれませんかね」
「……ああ、何でも言ってみろ」
 どんな望みでも叶えてやるよ、と続けたトレーナーの顔を見て、ヤトウモリはほっとした表情を浮かべた。
「……あっしとて、道半ばでパーティを抜けるのは、正直悔しいんでさぁ。とはいえ、あっしが抜けても、ヤトウモリが残ることは出来る。パーティの穴は、埋められる」
「……? どういう意味だ?」
「――あっしを、預け屋に入れてくだせぇ。相方は……まぁ、あの中で見つかるでしょうや」
「……あっ! そういうことか!」
 ――ここへ来る途中に見かけた、ポケモンあずかり屋。ポケモンを預けておくと、時々ポケモンのタマゴが見つかるのだと言う。
 つまり、ヤトウモリは――自らの子に、後釜を託そうと言うのだ。
「一から育て直す手間はかかっちまいやすが……それでも、♀のヤトウモリを育てる方が、あっしを育てるよりも遥かに建設的でしょう」
「……お前……」
「それに、一つだけ道具を持たせていただきたいんです。かわらずのいし、確か持ってやしたね?」
「あ、ああ」
 鞄の中から、かわらずのいしを取り出して、ヤトウモリに渡す。それは文字通り、ポケモンに持たせておけば進化しなくなるという、不思議な力を持つ石だ。だが、かわらずのいしにはもう一つの力があった――
「……進化できないあっしがこれを持つってのも、なかなか皮肉なもんですがね」
 苦笑したヤトウモリが、かわらずのいしを小さな手で弄ぶ。
「――ご主人が喜んでくれた、あっしのひかえめな性格一つ継いでもらって、立派に成長してくれることを祈りやすよ」
「……絶対に、育てて見せるよ。約束する」
 涙がこぼれる一歩手前の目で、ヤトウモリに語りかけた。
「そいつぁありがてぇ。よろしく、お願いいたしやす」
 そして、ヤトウモリは深々と頭を下げ――
「今日まで、ありがとうございやした」

「――というのが、お前さんの親であるオヤジ……ヤトウモリの話だァの」
「へぇ……そんなことがあったんだねぇ、初めて聞いたよ、アタシ」
 ヤトウモリがパーティを抜け、数週間後――神妙に語り終えたガントルの前にいるのは、しなやかなボディが特徴的な、エンニュート。
 ヤトウモリの進化形――元・パーティの一匹だったヤトウモリの娘に当たるポケモンである。
「まったく、アイツと来たら意外と図々しい……まさかお前の……後進の育成補佐を頼まれるとは思いもせんかったのォ。おかげでワシも、パーティを抜け損ねた」
 ちなみに、エンニュートの先代であるヤトウモリは、今はオヤジとニックネームを変えて、ボックスから仲間の健闘を祈っている。
「今でも立派に活躍してんじゃないのさ、ガントルさん。同じいわタイプのルガルガンさんはバカで軽いから、一人ぐらいどっしりしたメンバーがいないとまとまんないよ」
「カッ、ご主人がいい加減交換に付き合ってくれる友人を見つけてくれりゃァ、今の倍活躍してやるんだがの」
 ぼやくような調子で呟いたその言葉に、エンニュートが楽しげに言う。
「大丈夫! その分、アタシがガンガン活躍するからさ!」
「頼もしい限りで結構なことだァの……アイツのひかえめな性格を継いでいるとは到底思えんわ」
「おーい、ガントル、エンニュート! そろそろ行くぞー!」
 少し離れた場所から、おやであるトレーナーが呼びかける。
「……さて、主人殿もお呼びだ。行くとするかのォ、エンニュート」
「だね! アタシの育成で旅をずいぶん遅らせちまってんだ、父さんの分もきっちり働くよ!」
 そうして、二匹は主人の下へと駆け出した。
 しかし、少し進んで、エンニュートが振り返る。
「――ガントルさん、遅いよ! 置いてくよー!?」
「いわタイプのワシに無茶言うな! 主人殿、とっととボールに入れとくれィ!」           (完)


というわけで。
「とあるポケモンの悲劇」、無事完結です。ヤトウモリ(♂)のショックがこんな形にまとまるとは思いませんでしたが。
むしろキラーハウス狂想曲より話のスピードが早いってなんなの……?
あ、でも明日はそっちも更新か。地味に忙しい。

ウチのパーティ事情は、まぁだいたい書いた通りって感じですね。
ジュナイパー、ルガルガン、色違いの赤いバタフリー、ハリテヤマ、ガントル、そしてエンニュート。
今作はあずかり屋の前に廃人スペースなるものがあると目にしたので、そこを利用させてもらいました。あのケンタロスに乗ってぐるぐるするとこ。恐ろしい速度でタマゴができる、孵化するを繰り返してました。
5,6個卵を孵化させて、ようやく♀のヤトウモリが出ましたね。偏りがすごい。
そのあとは主にゴース・ズバット・ディグダをそこそこの数食べさせて(努力値計算までは面倒なのでしてないですが)、どうにかこうにか進化にこぎつけました。でも改めて見ると、ああなるほどこりゃ♀しかなれないなっていうのは何となく分かりました。

あとスーパーメガやすの試練も突破したんですけど、ヒェッてなりました。何をとは言いませんけど、試練が終わった後に確認しに行ったらマジでないでやんの。ガチのホラー体験じゃないっすか。ああいうのはぞっとしますね。

……最近ポケモンの話しかしてない……。
他に話題もないんですけどね?

では、今日はこのあたりで。
ではではー。


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by akr-hgrs | 2016-12-19 20:58 | Comments(0)

「よっこらせ……っと」
 ズシン、と思い音を立てて、ガントルがヤトウモリの隣に腰を下ろす。
「……まぁ、一回進化しとるワシが言うのもなんだがのォ……お前さんの気持ちはよォ分かるわ」
「…………」
 ヤトウモリは、無言でフィラの実をかじる。
 隣にやってきたガントル、その進化条件は――他のトレーナーと、交換すること。
「主人殿がぼっちでさえなければ、ワシとてとっくのとうに進化しておったろォしの」
「……でしょうねぇ」
 しれっとおやであるトレーナーをディスりつつ、ガントルは続ける。
「進化しなくとも強い奴は強い。進化できないからといって、諦めるな――と励ますのは簡単だがの」
 どこにあるのか分からない口でため息を吐きつつ。
「お前さんは、強くなりたいんじゃなく、進化したかったんだもんのォ」
「……その通りでさぁ、ガントルのアニさん」
 渋い口調で、ヤトウモリは呟く。
「強さなんてどうでもいいっつったら、上を目指してるご主人に申し訳がたたねぇけど……あっしは、まず進化したかったんでさぁ。その望みが、ああもあっさり絶たれるなんて思いもしなかったんでさぁね」
「心中はお察しするがの――だが、お前にはまだやることがある」
「やること?」
「ほれ――選別をくれてやる」
 ガントルがころり、と自分へ転がしてきたどうぐを見て、ヤトウモリは混乱が覚めたかの如くぎょっとする。
「こ、これは――しんかのきせきじゃねぇですかい!?」
 しんかのきせき。それは、進化前のポケモンに持たせると防御と特防が増す、珍しいアイテムだ。
「な、なんでこれをあっしに――こういうのは今持ってるガントルのアニさんみてぇな、三段階目前のポケモンが持つべきどうぐでしょうに」
「ワシは、このパーティを引退する。だから、その道具はもう必要ない」
「……っ!?」
 今度こそ、ヤトウモリは声も出ないほど驚いた。ガントルは、悟ったような目で空を見上げる。
「考えてもみィ、ウチのパーティにゃいわタイプが二匹もおる――ワシが抜けても、ルガルガンがおる。あいつはバカだが、腕は立つ。いわならあいつ一匹おりゃァ十分だ。だが、お前さんは違う」
 なぜなら――
「どく・ほのおの2タイプ自体珍しいし、その2タイプを持ってるのもウチの面子じゃお前さん一匹のみ。パーティのバランスを考えれば、お前さんよりもワシが抜けるのが当然だろうて」
「…………」
 ヤトウモリは、黙り込む。
「それに、特殊攻撃を主にしておるのも、ウチじゃァバタフリーとお前さんぐらい。お前さんに抜けられちゃァ色々と支障がでるだろうしのォ。この先のバトルはさらに激しくなる……お前さんの身にゃァ厳しいかもしれんが、そのしんかのきせきを持ってりゃあ多少はマシになるだろォしの」
「…………」
 ヤトウモリは、なおも黙る――何かを考えているように。
「伝えたかったのはそれだけだからの。今夜はどれだけ凹んでも構わんが、早めの復帰を頼むぞ?」
「――いや、待ってくだせぇ」
 重たい体を持ち上げ、その場に背を向けたガントルを呼び止め、彼の足元にしんかのきせきを転がした。
「これは、やっぱりガントルのアニさんが持っていてくだせぇ。そもそも防御力の低いあっしが持っていたって大して変わりゃしませんし」
「……言っただろォに、ワシにゃァこれはもう――」
「代わりに」
 ガントルの言葉を遮って、ヤトウモリは一つの決意を胸に、言う。

「――一つだけ、あっしの決断と頼みごとを聞いちゃあいただけやせんかね」         (続く)



はい、というわけでこんばんは、日暮晶です。
ポケモンサン・ムーンをやっている人にしか分からない、うっかりSS第3話。多分次で終わります。
所々文字を太くして遊んでみたりしてますが、これどうなんだろう。効果的なのやらどうなのやらって感じです。

最近ポケモンの話題しか出してないな……どうしたもんか。つっても、他に特に何やってるわけでもないんですが。
なんか話題に出来そうなことがあった気もしましたが、忘れたのでもういいです。

あとどうでもいいんですけどここのヤトウモリ、なんでこんな口調になっちゃったんだろう。ちょっとうさんくさい顔つきのせいかな。

あ、そう言えばスイレン人気に火が付いたと思しきアニポケの動画をニコ動で見ました。バルーン練習のときのアレとかが主な原因でしょうね。始めて見たときは脚本狙ってんじゃねえのかとちょっと笑いました。

では、本日はこのあたりで。



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by akr-hgrs | 2016-12-17 23:12 | Comments(0)

「参ったな……」
 ――手持ち仲間のヤトウモリ(♂)が、進化できないということを知った日の夜。
 トレーナーの最初のパートナーであるジュナイパー(♂)は、ぽつりと呟いた。
 視線の先には、一人きのみを抱えてかじっているヤトウモリの姿がある。
「うぃ~、ひっく……ちきしょうめ……」
「……何も、自分から苦手な味のフィラの実を食べなくても……」
「ひかえめな性格のあいつでも、混乱しなきゃやってらんない気分なんだろうさ」
 ジュナイパーの隣で、バタフリー(♀)とハリテヤマ(♀)も、ぐれている仲間を遠巻きに見て言いあう。
 ぽりぽりとポケマメをつまみながらフィラの実をかじるヤトウモリの姿は、ヤケ酒で飲んだくれているおっさんの風格が漂っていた。
「……何か声を掛けてやりたいが……」
「なんて声をかけてやりゃあいいんだろうね……」
「なにせボクたち、全員進化しちゃってますもんね……」
 ふぅむ……と、三匹の間に重い沈黙が立ち込めた、そのとき。
「ケッ、メンドくせェ。一発発破かけてくりゃぁどうとでもなんだろ」
 心底どうでもよさそうに吐き捨てて、ヤトウモリへ近づいて行ったのは、ルガルガン(♂)だった。
「あっ、バカ、ちょっと待てお前」
 ジュナイパーの制止も聞かずに、ルガルガンはすたこらとヤトウモリへと近づいていく。
「オイオイザマぁねぇなヤトウモリよぉ! 進化できねェぐらいでずいぶんしみったれてんじゃねぇか、おォ?」
 バカ野郎、と三匹全員が思った。本気でヤトウモリを馬鹿にしているわけではない。それは分かっているが、今のヤトウモリにそのちょうはつはマズい。
「……あァン?」
 混乱特有の据わった目で、地雷を踏み抜かれたヤトウモリがルガルガンをねめつける。
「……オウオウ、いい目で睨んでくれるじゃねェか。やろうってのか? テメェにオレが倒せると思ってんのか? オレの方が強いに決まってんだろうが。それとも、進化もしてないテメェの方が強いってのかぁ?」
 ヤトウモリの方から、カチーン、と聞こえた気がした。
「……そうでしょうねぇ、タイプ相性はそっちのほぉが有利なうえに進化してんれすもんねぇ」
 しゃくり、とフィラの実を一つかじって、ぶはぁーっ、と毒ガス混じりのため息をつく。
「進化もしてないあっしに向かって、ルガルガンのアニさんもずいぶんイイこと言ってくれるじゃねぇですかい」
 ひっく、と一つしゃっくりをして、その短い手でルガルガンのたてがみを掴む。あれっ、何かしくじった? と今更ながらにルガルガンが顔を引きつらせる。

「……先達だからなのか進化してんだぁらか知らねぇスけどねぇ、あんまり刺激すっとそのタテガミ燃やしてカエンジシにすんぞ犬公」

 そして解放されたルガルガンが、青ざめた顔で三匹の下へ戻ってきて一言。
「……なんかめっちゃキレられた……」
「言わんこっちゃない……あんたバカなんだから余計なこと言ってんじゃないよ」
「ボクらが声をかけあぐねてた理由聞いてましたよね? バカなんですか?」
「俺止めたよな、バカ野郎」
「バカバカバカバカ言わないでくれよ! オレはオレで良かれと思って!」
「地雷を踏み抜いたのか。まさに発破だな」
「何もしないほうがマシじゃないですか」
「あんたちょっとしばらく黙ってな」
「うぐっ……ぐぉおおおお、手持ちの中でのオレいじめが酷いぜご主人よぉーっ! ぐふぁっ」
 きらりと涙をこぼした負け犬は、とおぼえしながらトレーナーの姿を探して走り去っていった――と思いきや。
「あれ、ルガルガンさん倒れましたよ?」
「なんかピクピク痙攣してんだけど……あぁ、あれかい。もしかしてヤトウモリのため息間近で嗅いじゃったから、毒回っちまったのかね。どうする?」
「放っとくわけにも行かんけど、モモンの実投げとけばいいだろ。そーら」
 ジュナイパーが見事なコントロールでルガルガンの口にモモンの実を放り込んだあと。
「……そういや、ご主人はどこにいったんだい?」
「あまりに気まずいから今日は離れた場所で寝るって言ってたぞ。ヤトウモリの様子だけ見といてくれって」
「ボクらに丸投げですか。無責任ですね……といいたいところですけど、今日は仕方ないですかね」
「あんた、時々しれっとキツいね……でも、実際どうすんだい? あのまま放っとくと、ヤトウモリの奴朝までフィラの実かじってるよ」
「明日まで混乱しっぱなしだと色々支障が出るが……でも、俺たちの中であいつに話を聞いてもらえそうな奴って……」
「――だったら、ワシに任せェ」
 響いたのは、重く低い、声。
「ワシの話なら、少しは耳を傾けてくれよォな」
「――そうか、お前なら……!」

「――のォ、ヤトウモリよ。ちょいとえェか」
 その声に、フィラの実をかじったヤトウモリが振り向く。
 そこにいたのは、紫色とオレンジ色の対象的な色合いが特徴の、ごつごつした体を持つポケモン。
「……ガントルのアニさん……あっしに、わざわざ何用で?」                   (了)



というわけで、うっかり続いた「とあるポケモンの悲劇」。
ウチのメンバー勢揃いです。なぜかバタフリーがボクっ娘キャラになってるのはポケスペのイエローの影響でしょうか。不思議。あとなぜかルガルガンが馬鹿になってしまった。なぜだ。
ゲーム自体は色々あってあんまり進んでないんですが、でも色々楽しんでます。
この悲劇SSはもうちょっとだけ続くんじゃよ。誰に需要があるのか分かりませんが、好き放題やってます。

それはそれとして、朝目が覚めたら一面真っ白になってて素直に驚きました。昼には雪溶けてましたけどね。

ではでは、本日はこのあたりでー。
 
 
 

 

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by akr-hgrs | 2016-12-15 21:49 | Comments(0)

とあるポケモンの悲劇

「本当に……すまない……」
 そのトレーナーは、手持ちである一匹のポケモンへとそう語りかけていた。
 道中でもらった卵から孵ったポケモンで、始めて見たその姿に何となく愛着がわいたので手持ちに加えた。
 いつか、お前も立派に進化できる日が来る。楽しみだなぁ、なんて言って育ててきた一匹だ。
 しかし――
「ど、どうしたんですかい、ご主人? いきなりそんな……」
 一方のポケモンは困惑した様子で、ぽりぽりと頬を掻いている。
「今だって、ほら、他の先達の皆さんもいらっしゃるってぇのに、優先して育ててもらって……今じゃ、レベルだけ見りゃぁ上から二番目でさぁ。こうまでしてもらってんだから、謝られる筋合いなんざ……」
「いや……こればっかりは謝っても仕方のないことではあるんだが、それでも、謝らずにはいられない……俺にもう少し、トレーナーとしての知識があれば……」
「いや、だから一体何が――」
「――お前は、進化できないんだ」
 単刀直入に放たれた一言に、一瞬何を言われたのかとそのポケモンは動きを止める。
「い、いやいや、何の冗談で……? だ、だってほら、あっしにはあるじゃないですか、進化後の姿ってやつが。実際、ご主人だって見たでしょう」
「ああ……あのぬしポケモンだろう?」
 島めぐりの途中で見た、一匹のぬしポケモン。タイプの相性などから戦闘には出さなかったものの、その姿を見たトレーナーとポケモンは、試練を突破したあとにひどく感動していた。
 自分は、こいつは、いつかあんなポケモンになれるんだと。
「だが――お前は、あれにはなれないんだ」
「……あ、ああ、もしかして、あれですかい? レベル云々じゃなくて、道具とか、条件が揃える必要があるとか――」
「そういうことでも、ないんだよ」
「だったら、どうして――!」
 さすがのそのポケモンも、苛立って尾から炎を立てる。その様子を見て、トレーナーは帽子のつばで目を伏せた。
「……いいか、落ち着いて聞いてくれ。お前は――」
 そしてトレーナーは、自らも心を引き裂かれるような気持ちで、真実を口にした。

「――ヤトウモリは、♀しか進化できないんだよ」

「…………!!」
 そのポケモンは――ヤトウモリ(♂)は、絶句する以外に何もできなかった。    (了)



…………はい、唐突に始まった茶番劇ですが。なんでポケモンがトレーナーと喋ってんのとか、細かいことは言いっこなしで。もう喋れた方がシュール感がでて笑えるかなーと思ったので。

というわけでどうもこんばんは、日暮晶でございます。
自分はポケモンを、少なくともクリアするまではネットでの情報に頼ることは少ないんですね。初見のポケモンとかは何気に楽しみですし、どのぐらいで進化するのかなーとかっていうのも、知らない方がちょっとわくわくするので。
が、今回はそのやり方によってとんでもない大ポカをしたというお話です。

レベル40を超えても進化しないなーと思ったのが始まり。ほのおのいしを使うわけでもなく、さすがに条件が分からないのでネットで調べた結果、上記のように、ヤトウモリが♀しか進化できないという事実を知ったのが昨日の話。
いやぁ……結構なショックでした。下手をすると今作のポケモンで、ストーリーでどんなことが起こってもこれ以上の衝撃はないんじゃないかって言うレベルの。
で、その衝撃から生まれた茶番SSが上記のやつです。なんか頭の中ではもうちょっと続くので、気が向いたらその内放り込むと思います。

いや、だって、ビークインとかなら、あぁこいつ♀のミツハニーしか進化できないんだろうなーって思いますけど、エンニュートに進化できるのもまさか♀だけだなんて思わないですよ……勢い余ってかえんほうしゃまで習得したうちのヤトウモリが泣いてます。

ただ、やっぱりヤトウモリにショックを受けた人は少なからずいるみたいでちょっと安心。
ではでは、本日はこのあたりで。



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by akr-hgrs | 2016-12-14 23:21 | Comments(0)

物書きの蝉、もとい物書きの日暮晶が綴る、雑な日記のようなもの(予定)